中野&区議会報告

【簡易議事録】中野区議会・令和元年第2回定例会②防災意識、路上喫煙、ひとり親、平和の門と新校舎など

中野区議会の様子②です。私自身が気になったところのみですが、ツイートした簡易議事録をここにまとめます。敬称略箇条書きを失礼いたします。

【】内:区議会議員の名前
●:区議会議員の発言
→:中野区としての回答
〈〉内:私の心の声です

7/1(月) 中野区議会3日目

【南】
●沼袋駅周辺工事、令和2年予定に間に合わないのでは。交通広場整備や防災は?
→用地9割を取得して、残りを進めている。令和2年は難しい。緊急性の高い地域から、歩行者を中心とした安心安全の街づくりをしていく。

●保育の充実、医療的ケア児、区立保育園で受け入れを協議中。看護師の配置基準などは。障害児の延長保育は現在認められていないが保護者から要望ある。
→中野区医師会に職員体制受け入れ、判断基準を制定中。今後の課題と考えている。区立での受け入れ、なるべく早く実現してあげたい。早急に検討していく。

●医療的ケア児、もれのない手厚い支援を。
→連携をはかって丁寧に対応していく。

●待機児童157名、昨年よりは減ったが、区立保育室は今年度末廃止の計画どおりか。廃止後の接続園確保は。北部の保育室に南部からの通園児もいるときいているが、接続園を家の近くになど配慮は?
→沼袋3丁目以外はすべて廃止。接続園確保済み。遠方からの通園児は個別対応していく。

●区立活動センター夜間のロビー、場所によって使用不可
→運営委員会に任せて過去実績にともない運用中。夜間の利用検討のため、管理体制を見直していく。

●高齢者の包括連携協定、セブンイレブン以外のコンビニとも協定を。移動販売など買い物弱者への対策を。意向調査が重要では。
→可能性を探っていきたい。宅配サービスも考えられる。ニーズに基づき調査を進める。調査の方法も重要、含めて検討していく。

●高齢者住宅にAEDを。各自治会でもAED講習会を。
→区民が多く利用するところから順次置いている。

●高齢者事故防止のために、補助制度は?
→他の自治体の動向を踏まえて検討。

●防災・減災対策、情報伝達、ハザードマップ ツイッター、電話網、防災会を活用する。多言語対応検討。

【伊藤】
●首都直轄地震もあるといわれている中、都市基盤未整備。区民の防災意識の高まりを。一人でも多くの参加をうながす取り組みは?
→区民の自助・共助の重要性。防災リーダー講習会の推進を。地域の防災会が連携できるよう支援する。防災訓練など児童が安全に参加、ともなって家族にも理解が進んでいくように。外国の方の参加もうながす。

【中村】
●ひとり親相談支援、ワンストップ窓口の設置検討は?
→現時点で一定の総合性は持っているが、他の自治体を研究、検討する。

●孤立しやすいひとり親当事者の交流機会提供は?
→アフターケア充実していく。イベント等周知方法も検討。

●待機児童対策だけでないベビーシッター活用を。
→検討する。

●現在、路上喫煙禁止は中野駅周辺に限られているが、もっと広げるべき。児童遊園は禁煙だが、保育園隣接した公園なども禁煙対象とすべき。
→地域や商店街と相談していく。公園での喫煙も早めに対応していきたい。

●男性育休。社会風土の醸成
→本人が取りたい場合必ず取れるようにする。育児は女性が行うものだけではない事を周知徹底する。

【むとう】
●廃棄プラスティック、リサイクルをよりいっそう。都は製造販売している事業者の責任としているが ?
→中野区もそのように、事業者や国に対策を要望していく。

【近藤】
●犯罪被害者支援、自分の力だけでは立ち上がれない人をボランティアで支えていく。都は犯罪被害者等条例を今年度制定。条例があると、被害者支援が拡充する。
→相談員配置などを含め検討している。さらに検討、方策を示す。区もスピード感を持って取り組みたい。

●50〜80問題、年金に頼っている家族の孤立。区にはひきこもりに特化した部署がない。
→すこやか福祉センターなどで相談を受け付けている。地域包括ケア的システムで連携していく。人材育成に取り組み、高齢者だけでないシステムを今後検討していく。

【いながき】
●門の現地保存を見直すべき。学校教育面、新校舎に影響。移築などより良い方策を。なによりも学校を優先するべき。新校舎のスケジュールは?
→多角的な調査検討、結果をふまえてまた検討する。現地保存方針の撤回(移築)もふまえて判断する。学校の開設は遅れが生じる。

【石坂】
●区の考えるダイバーシティとは? 基本構想にSDGsの考え方は? 区内事業者にも意識向上、働きかけを。
→多様性を尊重する生き方を認めること。区と重なる考え、SDGs盛り込んでいく。区民向け、イベントや普及講座を実施予定。事業者へ広報、雇用促進など積極的に理解促進に努める。

●平和の森、EPSプラスティック、埋設までの火気取り扱いに注意しなくてはいけないもの。4/3に消防署から指導が入ったよう。
→立入検査はあったがEPS自体には問題ない。保管集積方法に指導がはいった。安全確認と認識。

【小宮山】
●公園再整備計画の策定を待つまでもなく、公園づくりにおいては区民の声を積極的に取り入れていくべきでは?
→区民の意見をきいた公園作り、地域での公園管理を研究する。

●ふるさと納税で10億円以上の税流出。環境基金や区民公益活動推進基金を運用しても大きな寄付は見込めない。返礼品付きふるさと納税事業も含めて、寄付メニューを見直しては?
→返礼品に関しては区内事業者と調整中。クラウドファウンディングなどの新規寄付事業の充実をはかる。

【立石】※詳細はご本人サイトを確認ください。 https://rio-tateishi.com/2019/0701231453/
●ICT利活用やオープンデータ化の推進のため「長期的視野で取り組むための基本計画」「速やかに変化に対応できる組織づくりや人材育成」「最先端の取り組みのため民間企業と連携」が必要。
→開かれた区政に向け、データ公開や地域課題解決のための利活用、官民相互のデータ連携による新たなビジネスチャンスの創出など、公開・活用に取り組むための基本指針を今年度中に策定。指針には区職員の人材育成やデータ利活用のための体制整備、民間との協働などの考え方について、長期的かつ戦略的な展望を持って盛り込む

●コンビニ交付システムで税証明書と戸籍謄本を取得できるようにしてほしい
→費用対効果や先進自治体の導入事例などを総合的に検証、導入検討する。